「せんぶり」のこと
せんぶり、千振。
祖母が愛用していたお茶に「せんぶり」があります。
その名のごとく、お湯に浸けて振るとお茶が出る。それも千回と言ってもよいほど何回も使える・・・・。
それでいて体に良い。
祖母亡き後、母も使おうと、私に買いに走らせて、手に入れていたのですが、どうやら使わなかったようで、その死後にも残っていました。それで私の手に入ったという訳です。ちょうど丈が短い稲のような姿をしています。
母の死後私はその「せんぶり」を使うことになりました。
祖母の真似をして、抹茶茶碗にお湯を入れ、「せんぶり」を一株浸して振る。すこし色が着いたらOKです。
美味しいことはないのですが、ブラックコーヒーが好きな私には、その苦さも十分に美味しくいただけました。
効能を見てみますと、どうやら胃腸によく効くとか?
その後常備薬?になったかのように、しばらく使ったり、休んだり、いろいろと楽しんできました。その苦さも「良薬は口に苦し」というもののごとく、なぜか「美味しい」ものになって、現在に至ったのです。
現在私がまだ元気で、健康だというならば、この「せんぶり」もその一端をになっているのではないでしょうか?
下記の写真はネットで見つけたカット版センブリです。
以下、旧「ラーメンレポート」が残っています。