としよりのひやみず(お歳の健康談義)

定年後17年、第二の人生は楽しいです。

だて@岡山市表町

支那そば600円。濃口醤油の黒いスープで、相変わらず美味しかったです。

お昼時で、店内はいっぱいでした。

他にかつ丼800円が有名です。お向かいの女性は、支那そば +小かつ丼の、そば定食1100円を食べておられました。


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中華そば550円。

みんなカツ丼とラーメンの両方たべている。半々定食950円(小ラーメンと小カツ丼)

美味しかった。満足。(2005,1,7)


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書画骨董を見ながらの、和風な支那そば

    岡山市の中心部、表町2丁目に「だてそば」というのがある。伊達そばとばかり思っていたのだが、看板をみると「だてそば」("だ"は変体仮名の"多")とあるのでどうもそうらしい。全国的にもけっこう有名な店で、東京から食べにきたリポートがWebに載ったりする。当然私もこのHPでとっくに書いておらねばならないのだが・・・。その1の「やまと」のところでついでに触れたのみになっているのはどうしてだろう。
 シンフォニービルから、表町商店街の1本東のオランダ通りを南へ行くと「やまと」がある。そこからさらに南へ、そう、300メートルばかりであろうか。左側の店の間に見え隠れにあるのが「支那そば・かつどん」という看板。いかにも古い和風の店構えで、「下町の支那そば屋」のイメージにぴったりなのがこの『だてそば』である。
 小さな間口、そのまま奥へ長い店で、左にカウンター10席、右に小さな座敷席?3つ(6〜12人)。今日は土曜日の昼なので満席で、私は行列の5人目となった。
 「はーい。お待ちの方は注文してからお待ちくださーーい。」おねえさんが声を張り上げる。私はもちろん「そば」。後ろのおにいさんは「ダブル」である。ダブルとは支那そば(500円)とかつどん(700円)を両方食べるということである。
 狭い店内だが、机は立派。約15センチもの熱さの1枚板である。見回すと頭の上や、かもいの上などに壷などの骨董が、不統一にならんでいる。そういえばあの食器棚は昔わが家にあった木の戸棚と同じで、網戸がはまっている。

 ながめているうちに出てきたおそば。醤油のかなり黒い色のスープで、岡山では少し珍しい部類なのだろうか。友人が「東京のラーメンって、真っ黒で醤油くさくてだめだ。」と言っていたのをおもわず思い出す。岡山のラーメン屋で東京の人に人気な「だてそば」の秘密はこんなところにあるのだろうか。
 私など、このスープを半分も飲んでしまうと、あとでお腹が醤油醤油して閉口するのだが。やはり私は、だしと醤油と塩のバランスがうまく取れたスープが好きである。
 でも、このアンティックな店の雰囲気は最高である。周りには店主殿のものであろうか、なかなか味のある「直筆のメニュー」や、写真などもかざられ、いちおう「書画骨董」もそろっているようではないか?。 (98,10)
PS:休:火、水曜。  営:11時30分〜19時(土日祝は、〜19時30分)