としよりのひやみず(お歳の健康談義)

定年後17年、第二の人生は楽しいです。

玉ちゃん@岡山市妹尾

妹尾の旧市街、少し東よりの街中です。3丁目の夕日系。


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普通そば500円。相変わらず懐かしい味ですが、それなりに美味しかったです。ごち

そうさまでした。

営業は、19時までだそうです。

 



あやしい私が食べた、あやしい名前のラーメン屋さん

  職場の昼休みのことです。私の周りにはなぜか美女ばかり4人。それもみんな私の息子や娘と同じような年代です。たまにはこんなこともあるのです。で、聞いてみました。
 「最近なんでも『あやしい』って言わない?。あれってどういう意味なの?。」
 「そうですねー。面白くてちょっと変わっているとか。」
 「じゃあ、あやしい人って?。」
 「それはもう、杉原さんのような人!。」 思わぬハーモニーがかえってきました。ゲッ。どうやら私は「あやしい人」らしいのです。
 国語辞典によりますと、「怪しい」「妖しい」とあって、「1、ふしぎで不気味である。神秘的である。」「2、ふつうとかわっていて変だ。」「3、不安である。あてにならない。」「4、疑わしい。疑問である」・・・「7、正体や素性がわからない。」とあります。どれもどっちかといえば暗いイメージなんですが、どうやら最近の若者達の間では、「あやしい」が「面白い」という意味をもって使われているようなのです。

 そこで
 「妹尾に私がいつも食べている『玉ちゃん』というラーメン屋があります。美味しいと思うので、1度食べてみてください」というメールを見たとたん、「おっ、あやしい!!」と私が思ったとしてもあながち責められるほどではないと思うのですが、どんなもんでしょう。
 国道2号バイパス、妹尾東交差点を南へ約1キロ、児島線の信号を越えてしばらくいくと、、右側に「ラーメン」という赤い幟がみえます。「中華そば、玉ちゃん」です。妹尾の古い町並みのちょっとはずれでしょうか。昔から町々にあった、お隣の食堂・・。といった構えではありませんか。駐車場は数台分があります。片隅に洗濯ものが干してあるのも「あやしい」?。おもわず西大寺の「八方」を思い出します。中へ入ると、10席程度のカウンター席のみのちいさなお店です。メニューは「普通そば 450」「わかめそば 500」・・・。どうやら中華そば専門で、おにぎりなどが置いてあるようです。
 日曜の昼前だからか、席は満員。待つ事しばし。出てきたラーメンを一口。あっ、美味しい。そう、美味しかったのです。なぜか「玉ちゃん」という名の印象と違って(失礼。先入観丸出しの差別発言でした)美味しかったではありませんか。
 うーん。富士屋に似ている?。もっとも最近富士屋さんで食べてない私の言う事はまゆつばではありますけれども。とにかく美味しい。チャーシューも美味。ごく普通の、どこにでもあるラーメンなんです。それでいてどこにでもある「うーん、美味しい。」なんです??。

 岡山というところは、どこにでもある普通のラーメン屋が、こんなに美味しいんだ・・。感激しながら、いつのまにやらスープを全部飲み干してしまっていた私です。
 岡山市のはずれの田舎町、昔から地元の人たちに愛されてきた美味しいラーメン屋さんに巡り会えたこの日はまた、猛烈にHPの原稿が書きたくなった日でもありました。(98、12)
また、岡山のラーメンの底深さをかいまみせてくれた「玉ちゃん」ではありました。